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蒼井翔太『Tone』発売記念 独占インタビュー

蒼井さんが『Tone』の魅力を徹底解説!

蒼井翔太『Tone』発売記念 独占インタビュー ―ニューシングル『Tone』の発売、おめでとうございます!

蒼井さん「ありがとうございます!」

―記念すべき10枚目のシングルですが、今のお気持ちをお聞きしたいです。

蒼井さん「10枚目という節目を迎えさせていただくというのは、とても凄いことで。1枚1枚、CDを出させていただくこと自体が本当に奇跡的というか、どんなにビッグなアーティストさんでも、1枚のCDを出すことって大変じゃないですか。それが、10枚目になるということで、応援してくださっている皆さんや、制作で頑張ってくださっているスタッフの皆さんのおかげで出せているんだということを改めて感じられました。だからこそ、少し気は早いですけど11枚目も新たな第一歩として、今まで応援してくださった方に対する感謝の気持ちをもっともっと詰めていきたいなという風に今から思っています」

蒼井翔太『Tone』発売記念 独占インタビュー


背中を押す、風のようなイメージで

蒼井翔太『Tone』発売記念 独占インタビュー ―『Tone』はテレビアニメ「この音とまれ!」のOPテーマ曲になっていて、ご自身も神崎 澪(かんざき みお)役としてご出演されますが、歌われるときに意識されていることはありますか?

蒼井さん「今回の楽曲は、僕のイメージではアニメの中の『青春』というキーワードをたくさん込めた楽曲なので、聴いてくださる皆さんの心にスッと入ってくるような歌い方を目標にしてレコーディングをさせていただきました。自分の楽曲を(過去の曲も含めて)改めて聴いてみても、1曲1曲色んな楽曲があるし、その楽曲によって歌い方もちょっとずつ変えています。今回は学園生活も本編の中にあるので、彼らの背中を押してあげられるような『風』の様なイメージで、シンプルな歌い方で歌ってみました」

蒼井翔太『Tone』発売記念 独占インタビュー



―曲調も明るくポップで、聴いていて元気が出るような楽曲だと感じました。

蒼井さん「ありがとうございます」

―「この音とまれ!」は箏曲(そうきょく)部にまつわるストーリーです。蒼井さんの楽曲ですと、「零」のMusic Video(以下、MV)でもお筝が出てきているのですが、実際に演奏されたことはありますか? また、今後やってみたい楽器などもあればお聞きしたいです。

蒼井さん「おばあちゃんが大正琴持っていて、それは小さい頃に触らせてもらったことはありますね。右側に弦があって、ピックで弾くんですけど、左側に鍵盤みたいなボタンがあって、押すとコードを押さえてくれるんです。今後やってみたいと思うのは、『アルパ』という楽器です。オーケストラの中にある大きなハープで、皆さんは女性が弾くイメージがあると思うんですけど。身近にとても素敵なアルパの先生がいて、一度触らせていただいたことがあったので、改めて習いに行きたいなと思っています」

蒼井翔太『Tone』発売記念 独占インタビュー



―いつか聴ける日を楽しみにしてます!

蒼井さん「ねー。爪を伸ばさないと!(笑)」

初のドローン撮影では、“笑撃”のエピソードが?!

蒼井翔太『Tone』発売記念 独占インタビュー ―CDジャケットですが、前作の『Eclipse』はクールでセクシーな蒼井さんの雰囲気が印象的でした。今回は一変して、青空をバックに明るくキラキラとしたイメージですよね。ジャケットとMVの撮影は同じタイミングでされたのですか?

蒼井さん「どちらも、今回の年明けからスタートしたツアーの間に撮ったんですけど、実は場所も撮影日も違うんです。今までの蒼井翔太よりも『爽やかで少し大人』っていうのを自分としては意識してみたというか。通常盤のジャケットは、よりアーティスティックに振ってみました」

蒼井翔太『Tone』発売記念 独占インタビュー



―確かに、爽やかな中にも大人っぽさというか、『Eclipse』の時とはまた違ったセクシーさも感じます。

蒼井さん「バックカバーとかブックレットとかには、もしかしたら横顔があったかもしれませんが、表紙で横顔を使うことは今までそんなになかったので、新鮮な印象かなと。通常盤は、正面に映っている僕は水面に映った僕なんですね。なので、本来は逆さまで映るはずなんですが、あえてもう一回反転させて、今の見せ方にしました。その時、セピアがかった写真が凄く青春を感じるような色合いだったので、アーティスティックに振って仕上げてみました」

―凄く素敵だなと思います。MVについてですが、今回初めてドローンを使用したと伺いました。撮影の裏話や見てもらいたいポイントなどがあれば教えてください。

蒼井さん「操縦してもらってドローンを使わせていただいたのですが…めちゃくちゃうるさいんですよ!」

―(笑)。

蒼井さん「スズメバチの大群が近くにいる様な、ブーっていう音がめちゃくちゃ凄くて。壮大な景色の場所で撮らせていただいたんですけど、そこにポツンと1人で気持ちよく歌っているというシーンもあって。曲を聴きながら映像を撮るんですけど、スピーカーは映らないようにちょっと離れたところに隠してあるんです。ただ、ドローンが近くに来るとうるさいので(笑)、曲が聴こえない!みたいな。『今ここら辺を歌ってるかな?』みたいな感じで、ちょっとずつ勘でやっているところもあったりします(笑)」

―それは“笑撃(しょうげき)”の裏話ですね!注目して見てみます。(笑)

蒼井翔太『Tone』発売記念 独占インタビュー



蒼井さん「あとは、今回のツアー(『蒼井翔太 LIVE 2019 WONDER lab. I』)ではほとんど晴れの日がなくて、あっても1日くらいだったかな…。晴れていたとしても、途中から雨が降るとか、雲行きが怪しくなるとか。でも、ジャケットとMVの撮影日はカラッと晴れてくれて!」

―めちゃくちゃ良い天気ですよね。

蒼井さん「そうなんです!ライブで晴れてくれよってくらいの快晴でした。その分、記念すべきジャケットやMVになったし、ツアー自体も『全公演、アレだったね』みたいな(笑)、天気の部分でも印象に残るものになったから、凄くありがたい期間だったなと思います」


また新たな恋に踏み出せるような楽曲に