TOKYO FM MUSIC VILLAGE|夏フェス特集 - RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO

参加レポート

8月11日編 その2

MUSIC VILLAGEスタッフおかやすです。

8/11(金)~8/12(土)に北海道で開催された「RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZO 2017」。
金曜日~土曜日にかけて、天気予報は雨予報…
晴れるように祈りながら、なんと12年ぶりにライジングサンに行ってきました。
あの頃は若かったし今や解散したバンドがいっぱい出ていたな~なんて思いを馳せながら…たしか12年前も雨でした。

17時頃会場に着いて、リストバンドを交換します。
今回のリストバンドのデザインは、お花、魚、寿司、鍋…
自然と食べ物。ナイスなデザインです。

雨は大丈夫かとヒヤヒヤでしたが、会場に着いた時点ではひとまず大丈夫そう。
ゲートに近づくにつれだんだんと聴こえる松本さんのギター。
すでにB’zで会場は温まっているようです。

と、ここで、我々MUSIC VILLAGEチームはすかさずジンギスカンタイムへと突入。

本場の地で、B’zの生演奏を聴きながら食べるジンギスカン。日本一贅沢な時間だったのではないでしょうか。
しかし、ジンギスカンを食べていても『ultra soul』の例の盛り上がるところでは…
つい「ハァイ!」してしまうんです。
別のステージに向かう人、ジンギスカンを食べる人、テントでのんびりしている人…
皆さんみんな笑顔で「ハァイ!」してました。日本人の遺伝子レベルで刷り込まれているようです。すごいや…


大満足のジンギスカンタイムを終え、SCANDALを観にEARTH TENTに移動します。
TOKYO FMでも以前番組を担当してくれていたSCANDAL。ライジングサンには初参加だそうです。そんなこと感じさせないくらいの会場の一体感!かわいいけれど、ガールズバンドとは思えない力強さ!かっこいい!
MCでオーディエンスの皆さんにどこから来たのかアンケートしていましたが、やはり北海道の方が多いのですね。
そこでローカルCM「のぼりべつクマ牧場」のフレーズをコール&レスポンス。北海道の方々は合言葉のように大盛り上がりで、ここでも会場が一体に…!(笑)

北の大地の心地よい風に吹かれながら聴く、『夜明けの流星群』最高でした。


すっかり夜になり、def garageに移動して、雨のパレードを観ました。
今日みたいな天気にぴったりなバンド名です。さわやかな雨のような楽曲達です。やわらかな歌声、豊かなサウンド。
特にドラムが多彩かつ重厚、だけど繊細。ドラムの叩き方もとても素敵で、まるでピアノを弾いているみたい…ずっとドラムの大澤さんばかり見てしまっていました。
夜にライブで演奏するのははじめてだという楽曲『Shoes』も演奏してくれました。
フェスでの新しい音楽との出会いに醍醐味を感じつつ、BOHEMIAN GARDENに向かいます。

途中、名前一本釣りでふらりと立ち寄った、エロパンダクレープというお店のチョコバナナクレープがとってもおいしかったです。生クリームのボリュームが半端なく、疲れた体にしみます。
クレープを食べながら歩いていきますと、照明が少なく静かなBOHEMIAN GARDENに到着。
The Birthdayのチバユウスケ、イマイアキノブが二人でやっているMidnight Bankrobbersを観に来ました。

渋くひたすらしびれる歌声が、静かな夜の空に響きます。
BOHEMIAN GARDENの雰囲気にぴったり。
ここでも雨がパラパラと。でもその寒さも、雨の粒も、すべて演出になっていました。

Midnight Bankrobbers の余韻に浸りつつ、BOHEMIAN GARDEN 近くの、TAIRA-CREWというエリアに立ち寄りました。


森の中の小道を歩いていくと、Candle JUNEさんがプロデュースしたエリアが暖かな光の中に現れます。キャンドルが飾られた幻想的な空間です。



ちょうどROTH BART BARONのライブを聴くことができました。
小雨が降ったりやんだりの中、しっとりとした空気が似合うサウンド。音も空間の一部となって、すごく良い雰囲気のまま時間が過ぎていきます。
地面に敷いてある藁に寝そべって聴いていました。
とんでもない癒しの空間に、日常に帰りたくないな~ずっとこの時間が続けばいいのに…なんて非日常に浸りきっていました。


1日目の最後は、RED STAR FIELDのオリジナルセッションFRIDAY NIGHT SESSIONで締め。FRIDAY NIGHT SESSION は毎年スペシャルなセッションが繰り広げられる特別な時間。もう始まる前からわくわくが止まりません。 深夜なのにRED STAR FIELDの周りにはたくさんの人が!
ピーター・バラカンさんが登場し、スカの歴史について紹介。その後、東京スカパラダイスオーケストラが登場。スカやJAZZの歴史にちなんだ楽曲達を次々演奏します。
The Birthdayのチバユウスケ、銀杏BOYSの峯田和伸、SuchmosのYONCE、EGO-WRAPPIN'の中納良恵も参加し、どんどんコラボ曲が演奏される夢のようなひととき!
峯田和伸が歌う、フィッシュマンズの『いかれたBaby』を聴きながら、12年前のRSRでも夕方のフィッシュマンズで聴いた事を思い出します。
そしてチバユウスケとスカパラの『カナリヤ鳴く空』。
この世で最もライブで聴きたかった曲が聴けて燃え尽きました。


大満足の一日目はここで終了。
ミッドナイトバスを利用して、宿へと向かいました。


文:MUSIC VILLAGEスタッフおかやす
撮影:Misato Maeda

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イベント情報

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO

2017.8.11(金・祝)→12(土)
石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ

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